ロシア 貿易取引に自国通貨を用いるよう日本に提案
スプートニク様記事より
ロシアのウリュカエフ経済発展相は、東京で日ロ経済協力委員会の朝田照男委員長(丸紅会長)と会談し「ロシアは、日本との関係を大切にしており、この関係をさらに発展させてゆくつもりだ」と述べた。
ウリュカエフ経済発展相は、次のように指摘した-
「この2年、ロ日関係は容易ではなかった。我々は、日本の会社が、つらい時期にロシアと共に働き続け、投資を継続し、新しい企業をスタートさせ、新たな雇用を作り出していたことを、特に評価している。我々は常に、この事を評価するだろう。ロシアは、自分達の側から、自国領内での日本のビジネス活動を支援する考えだ。
ここ最近、ロシアと日本の二国間コンタクトが活発化している。
ここで我々は、考えるべきことがある。例えば、貿易取引や投資において、自分達の通貨、つまり円とルーブルなどを使用する可能性について話し合うことだ。」
これに対し、朝田委員長は「ロシア側による安倍首相の8項目プランに対する評価、それに関連したロシア政府の具体的提案準備の数々に、日本は励まされた」と述べた。
「自国通貨で」ということはどうゆうことか。
ドルを使わないということ。つまり、日本のアメリカ依存を減らそうという動きなんですね。
今現在、ドルは基軸通貨という認識でいると思いますが、貿易などでドルを使う国は約20か国しかないそうです。どんどんドルを使わない動きになっていってるのです。
つまり、「もうドルが基軸通貨の時代は終わった」のです。
しかもアメリカは国家デフォルト状態。
ロシアは、アメリカが完全に国家デフォルトした時の影響を少しでも減らそうとしてくれているんです。
さすがプーチン様!